
生後6ヶ月くらいの頃、夜のSOHOの路地をウロウロしていたところ今のご主人様に拾われました。マンハッタンのワンルームアパートから、郊外の林の中の一軒家でご主人様と犬と3人(正確には1人と2匹)で住んだこともあります。この頃は自由に林の中を好きなだけ散歩することもできました。また、初めてのガールフレンドができたのもこの頃です。大きな海を渡りニッポンという言葉のよくわからない、やたらと魚味のキャットフードの多い国にも住みました。
ご主人様の今の奥さんと一緒に住むまでは魚が大嫌いでしたが、奥さんから「シャケ」は美味しいと学びました。その後、どんどん色々な「海のもの」が食べれるようになりました。奥さんとおやつの時間に「ノリ」をパリパリ一緒に食べるのはとても楽しいひとときでした。そして、猫は食べてはいけないとされている「チョコレート」が大好きで、よく夜中の退屈な時に台所からコッソリ盗んでは食べて、朝奥さんにバレて叱られました。
去年足にできたガンとの闘いには勝ったけど、3年前から患っている甲状腺ホルモン分泌異常という病気には中々勝てませんでした。お薬をたくさん飲んだのに、最近になって腎臓がほとんど機能しなくなってしまいました。水を飲んでも飲んでも脱水状態から抜け出せず、トイレが近くなるだけ。何度もトイレにいくのはリウマチの手足にはちょっとつらいのです。ホルモンのせいで、奥さんがたくさんゴハンをくれても食べ足りないから、「もっとちょーだい!」といつもせがんでしまいます。動悸もするから、呼吸もしんどいし・・・。
だから、ご主人様と奥さんはお医者さんに相談しに行きました。センセイはムズカシそうな顔をしています。奥さんの目から沢山の水滴が落ちてきました。いっぱい、いっぱい落ちてきました。ご主人様と奥さんが優しくなでてくれるからすごく気持ちよくてノドがゴロゴロ鳴ります。なんだかお尻がチクリとしたかな、と思ったらとっても眠くなってきました。このまま眠ちゃってもいい? いいよね?
おやすみなさい。
2008年7月3日、バジル永眠。18年と4ヶ月の命を精一杯生きました。
4 件のコメント:
バジルへの愛情たっぷりな文章に、思わずもらい泣きしてしまいました・・・
こんなに愛されて、バジルは幸せ猫だよ。いい人生を送ったと思います。
今度はどんなふうに生まれ変わるんだろうね。またご縁があるといいね。
読んでくれてありがとう。
とっても良い猫だったんだよー。バジルに会えて良かった。彼の命に感謝しています。
都合の良い考え方と言われるかもしれないけど、年老いて自由のきかなくなった肉体から魂を解き放った、と考えます。
まだ、当分はつらいと思うけど少しずつ癒していこうと思ってます。
ekkof
バジルは新しい世界に慣れてきました。前とは何かちょっと違うし、大好きなご主人様がいないのは、ま、寂しくないと言えば嘘になるかなー・・・。でも、結構楽しい日々を過ごしているから心配しないで!こちらにもいいヤツはいるもので、お世話になったりたまにはお世話したりもしてます。
こちらに慣れて余裕ができたせいでしょうか、バジルにすまないと思って過ごしているご主人さまがとても気になります。そんなこと、>決して>決してないからね。18年も一緒に幸せでいられた猫なんて、やたらにいるものじゃないです。だから元気に生きてください。(でも、バジルを忘れないでね)
(ちょっと恥ずかしいけど)いっぱいいっぱい、ありがとう!!!!!
うん、うん、ありがとね。先週末もバジルの写真の整理をしてて、ちょっぴり目がうるうるしちゃったヨ、へへへ。バジルのお陰で私たちもとっても楽しかったよ。いろいろあったもんねー。まだまだ寂しいけど、元気でやってくれてるなら私たちも元気ださなきゃね!
思い出は大切にするから...美しく、鮮やかなまま。
ありがとね。
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