2008年7月20日日曜日

5周年とお礼



7月19日は私たちが日本で結婚式をあげてから5年目にあたる結婚記念日でした。「あ、うん」の呼吸とまではいきませんが、喧嘩は確実に減りました(笑)。もう5年、まだ5年?長いような短いような。

5周年は「木の物」を贈るのが慣し。私からは、「nest」(写真参照–自作)を贈り、旦那さんからは故バジルの写真(写真参照ー撮影旦那)の入った木製の写真立てを頂きました。夜はちょと奮発してアメリカ版「料理の鉄人」(Iron chef)チャンピオンが開いている日本料理店「Morimoto」でお食事しました。

たまたま日曜だった19日の朝、母に結婚5周年の報告をすると、「えぇ!もうそんなになるのぉ?!」と驚きを隠せない様子(一人娘の誕生日すら忘れるオチャメな母なので驚くのも当然と思われる)。5年前の7月といえば、継父の膵臓がんが発覚。即手術となり、病床から色々私たちの結婚式の手配をしてくれました。「式だけでも参加したい」と、それを励みに見事な術後の回復をし、主治医を驚かせたらしいです。

私たちのために、遠方より参加してくださった方もたくさんあり、とても愉快で心暖まる披露宴でした。笑いすぎてアゴが痛くなったのを記憶しています。

思うに私はとても恵まれた人間です。こんなにワガママで好き勝手している私でも、友達と思ってくれる人が沢山いて。この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。感謝しています。ありがとう! 

こうやって、皆さんに見守られ、励まされてまた新しい一年を共に生きていきます。楽しく朗らかな日々ばかりではないですが、「人生楽ありゃ、苦もあるさ」ということで、ね。

これからも皆様の変わらぬご支援、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

2008年7月6日日曜日

おやすみなさい

生後6ヶ月くらいの頃、夜のSOHOの路地をウロウロしていたところ今のご主人様に拾われました。マンハッタンのワンルームアパートから、郊外の林の中の一軒家でご主人様と犬と3人(正確には1人と2匹)で住んだこともあります。この頃は自由に林の中を好きなだけ散歩することもできました。また、初めてのガールフレンドができたのもこの頃です。大きな海を渡りニッポンという言葉のよくわからない、やたらと魚味のキャットフードの多い国にも住みました。

ご主人様の今の奥さんと一緒に住むまでは魚が大嫌いでしたが、奥さんから「シャケ」は美味しいと学びました。その後、どんどん色々な「海のもの」が食べれるようになりました。奥さんとおやつの時間に「ノリ」をパリパリ一緒に食べるのはとても楽しいひとときでした。そして、猫は食べてはいけないとされている「チョコレート」が大好きで、よく夜中の退屈な時に台所からコッソリ盗んでは食べて、朝奥さんにバレて叱られました。

去年足にできたガンとの闘いには勝ったけど、3年前から患っている甲状腺ホルモン分泌異常という病気には中々勝てませんでした。お薬をたくさん飲んだのに、最近になって腎臓がほとんど機能しなくなってしまいました。水を飲んでも飲んでも脱水状態から抜け出せず、トイレが近くなるだけ。何度もトイレにいくのはリウマチの手足にはちょっとつらいのです。ホルモンのせいで、奥さんがたくさんゴハンをくれても食べ足りないから、「もっとちょーだい!」といつもせがんでしまいます。動悸もするから、呼吸もしんどいし・・・。

だから、ご主人様と奥さんはお医者さんに相談しに行きました。センセイはムズカシそうな顔をしています。奥さんの目から沢山の水滴が落ちてきました。いっぱい、いっぱい落ちてきました。ご主人様と奥さんが優しくなでてくれるからすごく気持ちよくてノドがゴロゴロ鳴ります。なんだかお尻がチクリとしたかな、と思ったらとっても眠くなってきました。このまま眠ちゃってもいい? いいよね? 

おやすみなさい。

2008年7月3日、バジル永眠。18年と4ヶ月の命を精一杯生きました。

2008年7月1日火曜日

ニューヨーク 昆虫事情

マンハッタンにカタツムリはいません。なぜならここでは彼らは害虫だからです。駆除されちゃうのです。ブルックリンの高速道路沿いの、草ぼうぼうのところでおびただしい数のカタツムリをみるまでマンハッタンでみたことがないのに気づきました。 

日本では、でんでん虫抜きには、梅雨とアジサイの関係は語れないと言っても過言ではないでしょう。あんな、のろまで愛嬌のあるでんでん虫を害虫扱いするなんて! そういえば、植木好きの母はせっせとナメクジをとっては塩をかけてたような・・・。こちらは(私的には)れっきとした害虫ですが、カタツムリとナメクジの違いって・・・? カタツムリを手にのっけるのは抵抗なくて、ナメクジは絶対さわらない、というのは立派な差別だったと反省してます。

うちの近所にはホタルがたくさんいます。日本だと、田んぼの畦道だの、川岸などの水辺にいるのが常識ですが、こちらではそうではありません。まったく水気のないところにいるのです。あるのは芝生と花壇のみ。最初は理解できず、どっかに水があるはずと躍起になって探しましたが、見当たりません。水が甘いだの、苦いなどとうるさいのは日本のホタルのようです。水分補給なしでやっていけるアメリカのホタルはマッチョ?

セミといえば夏を代表する昆虫ですが、こちらのセミは7年(10年だったかな?)に一度、一斉に出て来て大騒ぎし、死んでしまうとまた7年間セミのいない夏が続くという、まるでオリンピックのような感じです。さすがアメリカ、セミにまでイベント魂が! 去年だったか一昨年だったかに、「今年の夏はセミがでます!」とニュースでセミ注意報をみるまで、夏の空からセミの鳴き声が欠けているのに気づきませんでした。

住んでいるところに合わせて常に頭を柔軟に保つことが大切のようです。

読んでくれてありがとう。