2008年6月29日日曜日

夕立ち

このところニューヨークでは蒸し暑い日が続いています。そしてそんな日の夕方は必ずといっていい程夕立ちが来ます。今日もやっぱりきました。たまたまブルックリンの公園にいたのですが「ゴロゴロ」と聞こえ始めと思っていたら、「あっ」という間にどす黒い雨雲がやって来てバケツをひっくり返したような雨になりました。蜘蛛の子を散らしたような集団避難が始まり、私たちもずぶ濡れになる前に何とか近場のカフェにたどり着きました。

私は雨が大好きです。特に蒸し暑い夏の雨だったら、少々濡れても風邪引くことなんてないし、汚い灰色の街が雨に洗われ隠されていた色が再び現れてくるから大歓迎です。今日も、この世の終わりかと思わせるような30分豪雨の後は、確実に涼しくなってとてもさわやか。新鮮な空気を呼吸しながら、洗われてきれいになった深緑の木々が覆いかぶさる、濡れてキラキラ光るアスファルトの大通りを歩いて幸せな気分になりました。 

2008年6月28日土曜日

安楽死

いきなり過激なタイトルですが、訳はこうです。

この3月に18才になった猫、バジルがここ数ヶ月間、猫用トイレを使わないことが頻繁にあるんです。朝晩のその後始末がすっかり日課になってしまったことに、また私たちの住居が少しならず破壊されていくことに、すっかり嫌気がさしてしまった私と旦那様は真剣にバジルを獣医さんのところで安楽死させることを考えています。

猫のせいじゃあないんです。だから、なかなか獣医さんのところへ連れて行けないんです。マンハッタンのアパートの13階という猫にとってとても不自然な世界に私たちの勝手で閉じ込めているんです。だから年老いたバジルがリウマチのせいで猫用トイレを使いたくなくっても、しかたないんです。獣医さんにいつでも連れて来てくださいと言われても、もうちょっと我慢できるかな、と思ってしまうんです。

でも、人間の私たちは悩んでしまいます。納得していても決心は揺らいでしまいます。簡単には決められません。魂の生まれ変わりを信じている旦那様は、「こんな年老いて自由のきかない身体にとらわれているより、死んで新しく子猫に生まれ変わる方がよっぽどいいんじゃないかな」と言っていましたが、獣医さんの受付の方に「今日連れて来ても大丈夫ですよ」と言われて、「いえ、またかけ直します」と、電話を切りました。

苦悩はもう少し続きそうです。


思い立ったが吉日

「日本語を書く」という作業を最近ずーっとしてないので、書きたいな、書かなきゃと思ってたんです。で、どうせだったら日記よりブログにしよう、と。今更ながら始めてみます。 

6月28日という、何でも無い日がこりゃまた良いな、ということで思い立ったが吉日。マンハッタンで暮らしながら、思ったことや感じたことを書いていきます。楽しいことも悲しいことも、明るいときも暗いときも色々あるでしょうが(でもどこまで曝け出せるかは甚だ疑問)、あまり深く考えず、とりあえずはじめてみようと思います。よろしくお願いします。

来てくれてありがとう。